ドイツ人と鎌倉にいく | 日本のご当地、いいところ おいしいもの探し

ドイツ人と鎌倉にいく

先週末、旦那と旦那の同僚(というか、元上司?)と私で鎌倉に行って来ました。


北鎌倉で下りて、建長寺や円覚寺、そして鶴岡八幡宮、江ノ電にのって鎌倉大仏という、

まあ、お決まりコースです。


このドイツ人、ちょっと今まで見たようなドイツ人とはすこ~し違うということが分かりました。

(まあ、そのまえから少しそうおもっていたんですけどね・・・)


旦那がドイツ人(私たちから、しゃちょ~さんというニックネームで呼ばれてます。)に

「今日はきっと、人生で一番寺をみる日だと思うよ」とひとこと。


・・・そうでしょうねぇ。。。



まず、円覚寺で抹茶をたしなむわ私たち。


旦那「底にたまった泡も全部のまなきゃいけないから、ずずずっと飲むんだよ」


しゃちょ~さん「・・・・ずずずずず」




そしてお昼は建長寺のそばにたつ、鉢の木で。

会席ってきいていたのに、精進料理でした~。


私としては、まさに少ない料理がちまちまな精進料理をお気にめすか?と思ったら、

えっらい気に入った様子。


しゃちょ~さん、お肉は食べない主義だそうで、「とてもよい」と。


昆布茶にいれるような、千切りの塩をまぶした昆布がでてきて、ご飯にかけてたべるように

言われたのですが、しゃちょ~さん、どうやらこれも気に入ったようで

めっちゃご飯にかけてました。



私は帰りがけにお店に売っていたこの本を購入。




けんちん汁って、「建長汁」なんですね。

初めて知りました。



その後、江ノ電にのって大仏にいくので、駅に向かう途中に、すっごいお店を発見!!!!



ドイツはザイフェンのおもちゃを売っているお店です。



どうやら閉店するようで、閉店セールをやっていました。

閉店ってさみしいですねぇ。。。ドイツのおもちゃってダメなのかな~。このお店、高輪にもあります。


有無を言わさずしゃちょ~さんも引き連れてお店によって、ひさびさにザイフェンのおもちゃを購入!



KWOの作品。

この工房は2つの作風を持っていて、もう一つの方は既に持っているのですが、

こちらの顔が長い作風のものが欲しかったんです。そしてかご売りの人形がいいな~と思って

いたので、ナイス!20%引きでした~


 こちらがもう一つの作風。ほのぼの系です。

しゃしょ~さん「こんなもん、一つも持ってないよ」



最近ドイツ人にザイフェンの話をして、その反応を見るのが楽しいのですが、

案の定知りませんでした。やっぱり旧西ドイツ出身の人はあまり知らないですね~。


旦那「どうやらこのお店は閉店するのでセールしているらしい」


しゃちょ~さん「ドイツのおもちゃなんて売っても、売れないだろうな~」





その後、大仏に行って説明がき(日・英あり)をよむと、どうやら大昔に津波が大仏のところまで来て

なにか(読んだのに忘れた~)を波に持っていかれたようです。



その説明を読んだしゃちょ~さん、なにが彼の琴線にふれたのか、

鎌倉大仏のカタログ(英語版)をご購入・・・・・

ドイツにはあまり考えられない、津波っていうのが、興味の対象だったんでしょうかねぇ。




鎌倉日帰りツアーはとてもご満悦だったらしく、特に精進料理は素晴らしく良かったそうです。

後日談として、あまりドイツ人ってお土産を買わない人が多いのですが、

彼は今までのドイツ人としては最高額のお土産を購入されたそうです!


なにを買ったのか。


1、南部鉄の急須。

2、湯のみ6つ(←6つというあたり西洋人ですね)

3、南部鉄の茶托

4、一保堂で日本茶4袋(うち2つは缶入り)

5、茶缶(桜の木の皮でできてるやつ)

6、油とり紙←これは鎌倉で私が買っているのを見て奥様用に。



こんな重いものを持ってかえるのもすごいと思うのですが、

彼、日本好きなんですかねぇ・・・・