チュ~リップを見に行ったオランダで感じたこと。
春というと、教科書やカレンダー、その他もろもろによく出てくるチューリップ。
それにはだいたいオランダって書いてあったような記憶がある。
オランダのチューリップは3月末くらいから5月上旬くらいまでらしいので
オランダに行ってみた。
チューリップを見るならキューケンホフ公園が相場なのでそれと、
世界遺産に指定の風車が19基あるキンデルダイクもあわせて行ってきた。
アムステルダムは予想以上に綺麗な町並みだった。
いたるところに運河があり、橋が架かっていて、時折大小の船が往来する。
自転車の多さに閉口したけど、いかにもヨーロッパという感じがした。
ドイツもヨーロッパだけど、家のつくりがアムスのほうが気に入った。
瀟洒な感じで、趣がある外装。家の中はみていないけど。
ドイツはここ最近作られたような家はいわゆる、ヨーロッパっぽい感じの家では
ないのよね。味気ない、というか。。。
街中で食べたり買ったり、聞いたりして感じたことがある。
カフェにはいってすぐ注文を取りに来てくれる。
笑顔で迎えてくれる。
笑顔で送ってくれる。
お待たせしてすみません的なことを言ってくれる。
商品を渡すとき何かしら言ってくれる(enjoy!とか)
道を聞くとしんせつに教えてくれる。
まごついてるとむこうから手を差し伸べてくれる場合が多い。
英語がすっごくよく通じる。
英語を話すことをいとわない。
ひとつひとつ感動して、最初はちょっとおどろいた。
なにが驚いたって、「ドイツにはない」ことにいろいろ遭遇したからだ。
オランダの英語普及率が高いのは聞いたことがあるけど、とってもよく通じた。
ドイツでも比較的通じることになっているらしいが、一般の人はそうでもない。
そして、これが特徴だと思うのだが、ドイツ人はドイツ語を話さない人に冷たい。
↑これは日本人のみならず多くの外人も言うのでそうなんだと思う。
ドレスデンのホテルでチェックアウトをした時、ドイツ語で話されたので英語で
話してくれと言ったことがある。そうしたらホテルの人は
「ドイツに住んでるんでしょ?」と聞く。「そうだ」と答えたら
さも「ドイツに住んでてドイツ語はなさないってどういうことよ」という顔で私を見て
英語で話はじめた。まだドイツに来て2ヶ月くらいのことだった。
しかしアムステルダムの人は英語でふつうに話してくれる。いいっ。アムス、いいっ。
そして笑顔の対応をしてくれる人もけっこういた、これもドイツにはあまりないな。
もちろんドイツでも高級レストラン、ホテルはしますよ。
でも一般レベルまで下がるとあまりない。。。と思う。
国民性もあると思う。
オランダは比較的新しいものに抵抗がないようだし、歴史的に移民を多く受け入れているようだ。
でも実際生活してみると、一旅行者がかんじたこととは違う面もあると思う。
またドイツでは接客に笑顔を、という慣習があまりない。
それでも人々はよそものに親切にしてくれるな~という印象だった。
日本では当たり前の、店員が笑顔で挨拶。お客に気遣い、というのもドイツにはなかなか
ないので、そんな対応をされてびっくりした。
ドイツなんて保守的。よそものはあまり受けつけないって気質なのでなかなか難しい。
特に北部なんてその傾向が強いらしい。
チューリップをみながらそんなことを感じた旅行だった。