誕生日は、一年で最大?のイベント | 日本のご当地、いいところ おいしいもの探し

誕生日は、一年で最大?のイベント

ドイツにおいて誕生日とは、とても重要な意味をもつ、らしい。つい最近旦那の誕生日だった。

 

お友達を呼んで大パーティ、これはいくつになっても60歳、70歳になってもやっている。

子供だけのものではない。

 

会社の同僚は皆お互いの誕生日を知っている。忘れていても大丈夫。

会社の秘書が部署の誕生日を管理していて、数日前からお誕生日カードがまわってくるので

失念することはない。

 

で、当日。会社につくなり嵐のようにドイツ人がやってきて「誕生日おめでとう」といいに来る。

 

「誕生日はどうするんだ?」「友人とパーティか」とかいろいろ話かけてくる。

で、我が家は夫婦二人で食事だったのだか、それを言ったら「そうか・・」とちょっと寂しそうな顔をしたらしい。どうもさめているとも思われたか。

「いや、日本では二人で祝うの普通なんだよ」と言っておいた。

 

そして、誕生日の人が皆にケーキなりお菓子を用意して振舞うのがドイツ流。

我が家もチーズケーキを焼いて持っていった。皆でおやつタイムをもうけてまた歓談。

誕生日プレゼントまでもらって帰ってきた。もうかなりのイベントだ。

 

この日早く帰るのは全然問題ない。上司も「帰ったほうがいい」と笑顔で送り出す。

 

日系企業でドイツ人を部下にもつ日本人へのマニュアルで「ドイツにおいて誕生日はとても重要な日なので、この日早く帰ると言ってもとがめないように」というのまであるらしい。

 

そんなこんなで一日が終わる。

 

が、もし同僚の誕生日当日に不在で前日に「お誕生日おめでとう」とは間違っても言ってはいけない。

日本人の感覚だと遅く言うより早めに言う、というよ~な感覚があるとおもうんだが、ドイツでは逆。

早くいうのは縁起が悪いらしいのだ←定かではないが(汗) <